資金繰り表には「資金予定表(予測表)」と「資金繰り実績表」の2種類があります。

「資金予定表(予測表)」はこれから受ける融資に対して、その融資される資金の使途とその後の返済原資が生まれるのかを金融機関に説明する際に添付する事が多いです。(説明すると言うより、金融機関から予定表を出してくださいと一方的に言われるケースの方が多いかな)

「資金繰り実績表」は過去の会計数値の実績値(試算表や決算書など)に対する資金の収支実績をまとめた表です。こちらは金融機関から提出を依頼される事が少ないですね。

ただ、「資金繰り実績表」でお金の流れがどうなっているのか?を確認して、「資金繰り実績表」の動きを参考にして「資金予定表(予測表)」を作り込んでいく方が精度が高まります。

理論的な話だけでなく、実際に数字を使って説明しますので、お金の流れがわかりやすくなると思います。ぜひ、この動画を観て、資金繰りに関する知識と資金繰り表を作れる力、理解する力をつけてもらって、御社の企業経営・財務戦略・金融機関との交渉などに活用していって下さい。