前回の最後に、資金繰り表は経営者が作るの事が一番大事ですとお伝えしました。
その理由は、資金繰り予定表を作成するプロセスの中で、自社の資金戦略や取引先との関係、入金や支払い条件を見直すことができるからです。
日頃は余り気にしないで取引や入金・支払いをしていますが、「資金繰り予定表を作成する」という機会は
・日頃気に留めていない
・なんとなく流してしまっている(流れている)
お金に関する現実や諸条件を立ち止まって俯瞰する事ができる機会になります。
改めて自社の状況を見つめ直す機会
改めて自社の現状と向き合う機会
になるんです。
もちろん 税理士や会計事務所、そして、私のような財務系コンサルタントのような専門家に依頼をすれば 経営者の手間を取らさずに、資金繰り表(資金繰り予定表)は作ることが出来ます。
だけど、、、
だけど、、、、
本気で会社の経営改善・資金繰り改善をするのであれば、または、経営者ご自身の経営や選択・設備投資の良否判断をしようとするのであれば、経営者自身が自社の資金繰り予定表を組み上げて作ってみることをおすすめいたします。