200社以上の会計顧問、会計指導をしてきた経験のなかから、
支援事例をご紹介いたします。

F社長(サービス業の経営をしている男性社長:50代後半)のケースです。F社長と1to1ブレインストーミングの時間を共有してから半年ぐらい経った時、その日の1to1ブレインストーミングはF社長の今後の事業展開やF社長ご自身のライフスタイルについてがテーマでした。

1to1ブレインストーミングの初めに「これからの90分間すべてF社長の為に存在しています。何をテーマにしてもOKです。今日は何をテーマにしますか?」という私の問いで始まりました。

そして、その時 F社長が選んだテーマが 「今後の事業展開やF社長ご自身のライフスタイルについて」でした。

F社長と会話のキャッチボールを交わしていきます。

そして、F社長の直近の目標を元に、目標を達成した時に起こるだろう周りの変化や仕事での変化、ご自身の生活の変化についてイメージしてもらうことからスタートしたのですが、どうも何か引っかかる・・・

何かがスッキリしない。。。。 
会話のキャッチボールは交わしてはいるけど 
何かがおかしい。。。

私はF社長との会話のキャッチボールになんとなく違和感を感じていました。言葉ではなく、言葉ではない所での何かが違う。。。

その違和感を抱きながら、その違和感がなんなのか?を探っていくのも私(メンター)の大事な仕事です。

F社長は「●●●な状況になりたい」とは言いつつも、イメージして出てくる「目標達成した時の成果物」には熱いエネルギーが感じられない。色も(私が感じるF社長の言葉の雰囲気を色に置き換えたイメージの事です)エネルギーの高い暖色系、もしくは冷静なブルー系、または澄み切ったグリーン系の色合いがF社長の言葉に感じられないんです。

色で言えば 灰色。。。 グレー。。。  若しくは ボヤァ~~~~ん としたぼかした色。(とっても曖昧な表現で申し訳ないです)

F社長は本当にその目標達成を望んでいるのだろうか・・・? 
F社長の望みは何かほかにあるのでは・・・?

そのような事を感じていたので話し合いをしながら色々とF社長の深層部分を探っていきました。

F社長との1to1ブレインストーミングですので、F社長の事務所にあったホワイトボードを活用して 色々なキーワードをホワイトボードに書き出していきます。そして、あるキーワードを起点にそこから思いつく事柄をマインドマップ的に拡散させていきました。

しかし、・・・・

思考が拡散していかない・・・
 考え方が自分の枠から飛び出さない・・・
  ある意味 確実
   ある意味 保守的・・・

それでも書き出したキーワードに対して枝葉を派生させつつ、F社長ご自身の現在の立ち位置を再確認して行きました。モヤモヤしつつも思考を枠を広げるよな質問を投げかけたり、呼び水を出したりして1to1ブレインストーミングは進んでいきます。

そんなことを繰り返して行ったある時 F社長自身から 「目標は達成したいけど、でも、出来なかったら・・・という思いがあるんです」 と本音をポロリ とこぼしてくれました。

このような「本音」は中々言えないモノです。たとえ、関係性が出来ている間柄だとしても、やはりF社長にしてみると簡単には口に出すことはできないです。

だって、F社長は経営者だから、経営者なのに「目標は達成したいけど、でも、出来なかったら・・・という思いがあるんです」なんて弱音は簡単には本音としては言えないですよね。だから、ある程度の時間が必要です。

関係性の構築
多くの量の会話のキャッチボール
質の高い会話のキャッチボール
自分自身の内側への問いかけ
口に出してみる
何を話しても安心できる場
話したことを全て受け取ってもらえるという安心感 etc
このような事の積み重ねを経て、「本音を言える」とF社長が感じた時にやっと本音を言ってもらえます。

そして、ここからが本当のスタート、伴走支援が始める事が出来るターニングポイントになります。

表面的な目標達成の行動計画をいくら時間をかけて話し合い、1to1ブレインストーミングしたとしても、その行動へのコミットは低くなります。その結果、その目標は達成されない可能性は低くなります。こんなことが起きてしまうのは 「本音の思い」をちゃんと扱っていないからなんです。「本音の思い」も扱いつつ、F社長が達成したい目標も見定めつつ、【自分で選択していく】という事をF社長自身が認識することが大事です。

F社長自身にマーカーを持ってもらい、キーワードをホワイトボードに書き足してもらい、F社長が書き込んだキーワードへ私から質問を投げかけF社長にさらに考えてもらいます。

F社長が私との会話のキャッチボールを交わしながら出てくるキーワードから派生する「本当は・・・」のキーワードや「実は・・・」のキーワード、「そうそう! 私は●●●●なんだよねぇ~~」というF社長がまるで自分自身と会話をしているかのようなキーワード。。。

味気ない、色あせた 生気を感じない 上っ面な言葉ではなく、F社長の息吹を感じる言葉、F社長のエネルギーを感じる言葉 が大事なんです。

その過程の中で、F社長の頭の中、心の中に何かが光ります。

サポート事例F社:経営者との1to1ブレインストーミングで今後の事業展開の検討

90分の1to1ブレインストーミングの予定が盛り上がりすぎて約150分の話し合いになっていました。でも  その150分の時間の中から 【 F社長自身が気付く何か 】 が生まれる事が重要です。


そして、その気付いた何かに対して私としての補足をする。アドバイスではなく、私からのフィードバックを伝えます。

この話し合い終了時にF社長から
 ・自分の思考の固さがよぉ~~く分かった
 ・守りに入っている自分がわかった
 ・自分がやってきた仕事が好きなんだという事が改めて分かった
 ・「A or B」 ではなく 「 A & B 」でいいんだ
こんな振り返りを頂きました。

私との1to1ブレインストーミングは 脳みそのストレッチです。初めは 思考も固いでしょうけど、やり続ければ脳みそも柔らかくなります。これからも一緒に脳みそのストレッチをして行って、自分の望む結果を手に掴みましょう♪ 私はいつでもF社長のそばにいます。

私との1to1ブレインストーミングは あなたの脳みそをストレッチさせます

私との1to1ブレインストーミングは セルフコントロール力を高めさせます

私との1to1ブレインストーミングは 会社や組織の問題を解決させる糸口を見つけさせます

サポート事例F社:経営者との1to1ブレインストーミングで今後の事業展開の検討

注)なお、上記の内容は対象企業及び個人が特定されないように、業種・業態や相談内容などを変更をしてあります事をご了承ください。

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