経営者の仕事は何か?というと、会社(事業)を経営する事である。
では、経営をするという事は何か?というと、売上を稼ぎ出す事、会社内部を管理(統制)する事、そして、資金を調達してくる事 だと言われています。

小規模企業、中小企業では上記の経営をする事の3つを全て社長一人が行っている事が多いでしょう。社長って大変ですよね。。。。(笑)

私は会計事務所勤務経験を経て、現在の財務コンサルタントという仕事をしている関係で、今までに中小企業及び小規模事業者200社以上の財務サポートをしてきています。売上規模:年商450万円~年商20億円の様々な事業規模の企業の財務経理を見てきました。また、小売業、卸売業、食品製造業、部品製造業、建設業、宿泊業、飲食業、その他サービス業など多くの業種業態の会計帳簿を見てきました。そして、企業の繁栄も企業の衰退も創業も廃業も目の当たりにしてきました。

多くの企業の懐事情(経理業務)に接する機会を得る事が出来てきたからこそ言える事があります。それは、

数字を経営に活用出来ている企業は強い

です。経営をするという事は何か?というと、売上を稼ぎ出す事、会社内部を管理(統制)する事、そして、資金を調達してくる事 だと前述しましたが、これらはすべて別々の活動ではなくすべて関連しあっています。そして、これらは【数字:会計数値:財務】として把握していく事が重要になります。数字で良し悪しの経営判断をしていきます。

企業の経営活動は最終的に、貸借対照表、損益計算書という財務諸表で経営活動の全てを表現します。経営方針や営業戦略、商品開発戦略や社会貢献活動などもすべて数字に置き換えて、どれだけ利益が出たか?それだけの赤字が出たのか?でその経営判断、各種経営戦略、など経営活動の良し悪しを判断します。

そして、事業を発展させている企業も赤字経営から脱却していく企業も共通しているのは、企業の数字を正しく集計し、正しく把握し、経営判断に役立てるように会計数値を加工し、数値的な根拠や試算を元に経営判断をしたり未来を予測している企業です。

数字から、今の経営状態を把握し、分析し、未来を予想し、軌道修正等をしていくというように、数字(会計数値)を経営に活かすことが出来ている企業は、数字という根拠となる情報を活用して経営の舵取りや金融機関との交渉をしています。

では、経営者一人でこのような会計数値を読み解くことをして、色々と考えて、未来をシミュレーションできるでしょうか?

正直言って 無理でしょう。


やはり、専門的なパートナーを活用・利用しなければ、経営者一人でこのような会計数値を読み解くことをして、色々と考えて、未来をシミュレーションはできないでしょう。

企業にとって、このような経営者と同じ目線や視野、思いを持ちながら、会計数値を分解したり加工したりして、【今】と【未来】の企業を状況業を数値に置き換える事が出来る財務参謀はどのような人が該当するでしょうか?どのような人が適任なのでしょうか?

想定される人は
・会計事務所(顧問契約している税理士や担当者)
・メインバンクの担当者
・自社の経理担当者や経理部長
等が思い当たると思います。

でも、ここで ふっと疑問が浮かんでくるでしょう。果たして、これらの人達が自社の財務参謀になってくれるだろうか? というより、自社の財務参謀になれるだけの知識や経験や応用力や柔軟性を有しているだろうか????

自社の財務参謀になれるだけの知識や経験や応用力や柔軟性を有しているだろうか?

そうなんです。。。 経営者であるあなたの疑問は正しい疑問です。正直言って、これらの人達は数字に詳しい人ではありますが、「財務参謀」に成れるかは??な人達です。

会計事務所の税理士や担当者は税金計算のプロです。また、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を見る事は慣れています。しかし、多くの顧問先を抱えていますから、あなたの会社だけに十分な時間を割くことができないのが現実でしょう。また、税金を計算することに長けているという事は、集計された会計数値を分析したり適法性を検証する事には長けています。しかし、会計数値から未来を想像・創造したり、数値から店舗運営や販売戦略や商品開発戦略へ思考の枠を広げたり、様々な事柄と数字とを関連付けたりすることが出来る会計事務所・税理士事務所の担当者は非常に少ないです。

会計数値と経営判断等との関連付けマップ
会計数値と経営判断等との関連付けマップ

メインバンクの担当者はあなたの会社の預金口座の動きをいつも見ているので、あなたの会社の状況を把握してくれています。しかし、金融機関の担当者って意外と財務諸表を読めないんですよね。また、メインバンクは「お金を貸す事」が仕事ですから、どうしてもメインバンクと企業とでは、お金を貸す人とお金を借りる人という心理的な上下関係が生まれてしまい、対等な立場で企業の財務戦略を見る事は出来ないでしょう。それに、担当者は3年ごとに転勤がありますので、あなたの会社の財務参謀として長い間あなたをサポートする事はできません。そして、金融機関担当者はやはり、「融資・資金繰り」の事が一番気になる訳で、多様化・複雑化する経営課題に対しての広い知識を持っている担当者があなたの会社の担当になる確率はほとんどないでしょう。

多様化・複雑化する経営課題
多様化・複雑化する経営課題

最後に残った自社の経理担当者や経理部長はどうでしょうか?経営者的思考や視野を持っているでしょうか?また、経営者のあなたは経理担当者や経理部長に自社の良いも悪いもすべての状況やあなたの心情をすべてオープンに出来るでしょうか?多分、経営者的視野を持った経理担当者や経理部長なんか中々いませんし、自社の状況を全てオープンに出来ないですよね。

仮に該当する経理部長とか取締役経理部長が御社に在籍していたとしたら、給料は年俸1,000万円級の人財になります。

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