11月18日に岡山県で経営指導員歴1~2年の
新任経営指導員さんを対象にした
相談業務におけるコミュニケーション研修を
実施してきました。
参加してくれました新任経営指導員さんたちは、
商工会勤務年数が4~10年以内の若手で、
かつ、 経営指導員歴1~2年 です。
今回の研修は、コロナによる影響が大きい小規模事業者の現状において、経営指導員として会員事業所により添えるような人材になって欲しいとの要望もあり、また、事業者から相談いただける経営指導員に必要不可欠な信頼を獲得するため、仕事の基本とコミュニケーション力の向上を図る必要性もあるという事で、平成28年度に経営指導員研修と職員研修で実施した内容に中小企業大学校でも話している内容を織り交ぜての研修内容に仕上げました。
行きます!聞きます!提案します! は商工会のスローガンです。
これを実践していくには、対人関係構築力・コミュニケーション力の向上は絶対条件です。正しい情報を会員事業所さんから引き出せないと(聴き出せないと)適切な対応策を提示できません。
でも、会員事業所さんと関係性が構築できていないと、本当の事を話してもらえません。よって、会員事業所さんに信頼してもらえる人財にならないと、支援をさせてもらえない事になります。
では、商工会という存在はどんな存在なのでしょうか?新任経営指導員さんたちは、自分たちの存在をどのように自己認識しているのでしょうか?
そんな話からスタートしていき、徐々に本題へ入っていきます。
会員事業所さんとの信頼関係を構築するために、身近な相談相手として選んでもらう為に、
・コミュニケーションの大前提を知る
・自分自身のコミュニケーションの得手不得手を理解する
・話を展開させる
・ポジティブ誘導力・質問力を身に付ける
・相手を理解する
などを、セルフチェックしたり、グループで話し合ったり、グループで納得感のある合意形成を体験したりしてもらい、その場で起きている疑問点や認識のズレを体験してもらいました。
次回は令和4年1月18日です。次回はより実践的に模擬的OJT(ロープレ)を一日かけて行います。