２００社以上の会計顧問、会計指導をしてきた経験のなかから、
支援事例をご紹介いたします。
Gさん（美容院３店舗を経営する経営者）とは ２週間に一度 １回あたり９０分間の1to1ブレインストーミングを約２年半つづけました。Gさんの1to1ブレインストーミングのテーマは「自分をセルフコントロールしていくための軸を設定したい」というテーマでした。
Gさんは３店舗の美容院を経営をしていましたが、Gさんご自身は美容師として現場に立つプレイイングマネージャーではなく、経営者として３店舗の美容院の経営をしていました。各店舗の運営は店長が独自で考え行動しています。各店舗が独自にイベントを組んだりキャンペーンを実施したりしていますので、対外的には各３店舗が系列店舗だとは思えないような感じです。Gさんは各店舗への直接的な運営関与はせず、大局的な関わりだけ（銀行からの融資など）をしている管理部門という事です。
そのような状況で、Gさんご自身は「各店舗への直接的な関わりはないけど、自分自身が自己を管理しセルフコントロールしていく事で 何らかの影響を各店舗の店長に与える事ができるだろうから、自分にとっての軸を設定していきたい」という想いがありました。
私との1to1ブレインストーミングでは「自分にとっての軸」を扱っていくのですが、Gさんにとっても抽象的なテーマでしたので、「抽象的な事を具体的にしていく」という事から始めていきました。
毎回の1to1ブレインストーミングでは私がGさん色々な質問をしていきます。具体的な質問もあれば抽象的な質問もあります。
Gさんは私からの質問を受けて、自分なりに想像します。
「軸がある自分」とはどんな自分なんだろうか？
「軸に沿った行動をしている自分」とは具体的にどのような行動をしているだろうか？
「そもそも ”軸” とは何だろうか？」 etc
そして、「自分軸」を設定することで
（自分にとっての効果）
⇒自信がつく、自信にみなぎる、活動的な自分、
（家族にとっての効果）
⇒父親としての威厳、安心感、安定感
（会社にとっての効果）
⇒部下や従業員の視線が違う、従業員とのコミュニケーションが良くなる
などなど、Gさんなりに「軸がある自分」を想像して そこからの効果を創造していきます。
このプロセスがとても大事です。
自分のテーマや課題、問題点に関して内省できる場を設定してあげます。私からの問い掛けですが、その質問をGさんは飲み込み、自分の内側にいる自分に問い掛けます。自分への問い掛けから 自分なりに想像します。
この時に もう一つ 私は仕掛けていきます。Gさんが答えた内容について、「それは どのように見えますか？」
「どんな色をしていますか？」
「モノクロの映像からカラー映像に変えてみるとどう見えますか？」
という 視覚的な質問
そして、
「その時 廻りからはどのような声が聞こえていますか？」
「どんな音や声が耳に入ってきますか？」という 聴覚的な質問
そして、「その時 Gさんはどんな気持ちになるんですか？」
「その時の手の感じは？ 足の感じは？」
という体感覚の質問をGさんに投げかけます。
Gさんは私からの質問が折り重なって より想像が具体的になっていきます。これらの質問ですが、ツボにはまっていくと想像はより具体化されていくのですが、逆目に出てドツボにはまってしまうと全く的を得ない質問になってしまい1to1ブレインストーミングが空回りしてしまいます。
ツボにはまるか？ 逆目のドツボにはまってしまうか？をどうやって見極めるか？が重要になります。言語的反応 非言語的反応 私たちは刺激を受ける（質問をされる・会話を繰り返すなど）と 何かしら反応をします。その反応も思考と感情が一致している反応も、思考と感情が一致していない反応もあります。
それらの反応をよぉ～～く観察します。
Gさんの場合、私が質問を重ねていくたびに、声が弾んでいきました。後からGさんにその時の感覚などを教えてもらったのですが、私に質問をされて内省し、想像し、創造し、答えていくたびに 体の中から何かワクワクするものが湧きあがって来ていたそうです。
このGさんからのフィードバックを聴く限り、私の質問はこの時はGさんに機能していたようです。Gさんは約２年半の1to1ブレインストーミングから色々な事を想像して 色々なモノを手に入れたようです。
私との1to1ブレインストーミングはあなたのビジネスを創造させます
私との1to1ブレインストーミングはあなた自身の中から湧き出る感覚を味あわせます
私との1to1ブレインストーミングはあなたのが持つ無限の可能性を創造させます
注）なお、上記の内容は対象企業及び個人が特定されないように、業種・業態や相談内容などを変更をしてあります事をご了承ください。
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